2011年7月

2011.7.5

生存報告

最後の更新したのが5月13日だから、かれこれ一ヵ月半ぶりくらいの更新。

仕事で6月2日から7月3日まで、某国立公園内で寝泊りしていた。

某TVロケの仕事で、ある動物を撮影対象として、山というか森というかジャングルの中を歩いて、ひたすら動物を追っかけて撮影。

番組内容については現時点で秘密、9月頃に公表予定。

国立公園の生活環境は“私にとって”そこそこ快適であった。

部屋は質素だが雨風の心配はしなくて良い、

ただし虫は防げないので部屋の中はカナブン、蛾、クモ、蚊のオンパレードだが、慣れたらどうって事ない。

刺されると腫れて激痛のアリだけは勘弁だったが、刺されたのは3回くらいだったので、まあ何てこと無い。

ドアの所には毎日100%の確率で大きなガマガエルが居たが、カエル恐怖症では無い私には問題ない。

トイレにサソリが出るのは困ったが、これも気をつけていれば刺される事は無い。靴を履く時、中にサソリが居ない事を確認するのは必須。

部屋の周りにガラガラヘビなどの毒蛇が居るのは嫌だが、スネークガードと呼ばれる脛あてをつけたり、懐中電灯でチェックをすれば防げる。ヘビは部屋に入ってくる事は無いので安心。

ネズミが部屋に来るのは困るが、ドブネズミでは無いので可愛いものである。

トイレ・シャワーは共同で水シャワーのみだが、シャワーがあるだけ幸せ。

なによりも電気が24時間使えるのが嬉しい、部屋の中にコンセントもある、トイレやシャワーに行く時、懐中電灯が無くてもいけるのはありがたい。

そして場所によってはインターネットが使える、これも助かった。

携帯電話だって徒歩20分くらいの展望台へ行けば電波が入る。

国立公園で、その生活環境は非常に快適である。

起床は午前4時起床の午前5時出発、ベースに戻るのが午後6時。それから飯を食って打ち合わせをして寝る生活が、ほぼ毎日続いた。

動物の関係から、出発時間が6時または7時、午後が豪雨となった事が1−2回あったが、通常は5:00am-6:00pmの13時間労働。

皆、よく耐えたなーと思う。

最初の予定では、国立公園から、その日の出来事を日記にUPするつもりであったが、毎日13時間労働は辛く、仕事の上で必要な最低限の事だけを行い、そのまま泥のように寝る日が殆どで、日記を更新する元気も余裕も無し。

日中は汗だくの泥だらけになる。そのまま部屋に戻り少しだけ休むつもりが、気がついたら起床時間という事が何度もあった。

シャワーも浴びず、歯も磨かず、泥だらけのまま着替えもせず、コンタクトレンズも付けたままでも眠りに付けるのである。

そんな生活に終止符が打たれたのが7月3日。

7月4日は、一ヶ月間の間に溜まりに溜まった仕事を行い、少し余裕が出来た7月5日の本日、この日記を書いている。

日記の更新も無く、プライベートのメールにも返信を殆どしていないので、友人知人、はたまたお客様にも心配を掛けたようですが、私は無事ですのでご安心ください。

ロケの期間、色々と通常の生活では体験出来なかった事がありますので、そのうち少しずつではありますが、ここに発表していきます。

 

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2011.7.6

貴重な経験−1

今回の仕事中、私は過去に経験をした事が無い、貴重な新しい経験を幾つかした。その中でも最大級というか、私の中で最も印象深かった出来事を書いてみる。

我々が追っていた動物は、午前5時頃から活動を開始して、午後6時頃には寝床に戻る習性がある。

寝床は森の中に幾つかあるのだが、そのうちに確認できるのは2箇所。

寝床に動物が居れば翌日の行動を把握しやすいので、寝床チェックは重要な仕事。

寝床の1つは森の中に入らなければならず、諸々の条件からメンバーの中では私が適任と思われたので、私が寝床チェック係りとなった。

寝床チェックは午後6時くらいに行く、6時であれば薄暗いが真っ暗では無いので、動物の動向が確認できるのだ。

いつものように動物を確認しようとしたが、どうも良く動物が見つからないので少しウロウロしたら別の動物を発見した。

ピューマだ。

ピューマを知らない人は少ないと思うが、一応、そういう人が居るかも知れないので説明する。

ピューマは猫科の大型動物で体長110cmと大きく、哺乳類や爬虫類捕獲してエサとしている肉食動物だ。

ピューマと遭遇するのは非常に運が良く、動物観察ツアーで見られたものならば、客は大喜びという大変貴重な希少動物だ。

私は過去に何度か見ているので大きな感動は無いが、それでも嬉しく、そしてビデオカメラを持っていない事を大変後悔した。これを撮影していれば、1カットくらいは番組で使えるかもしれないと思ったからだ。

しばらくというか、多分1-2分ほどピューマを見ていたのだが、そのピューマがスクっと立ち上がった。

きっと私の存在が鬱陶しく、どこかに移動するのであろう。通常ピューマは人を襲わずに逃げる。

さて、どっちに行くのかなー、右かなー、左かなー、何か食べ物を見つけたのかなー、と思っていたのだが、どうやら私のいる方向に向かってくる。

「あれ?もしかして私が捕食対象?」

ゾっとした。

つづく。

 

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2011.7.7

貴重な経験−2

ピューマが私の方へ向かってきた。

ピューマと遭遇して、ピューマが襲ってきた時の行動は

“戦う”

これが正解と言われている。

棒か何かを持って、鼻の頭をガツンと叩いてやれば、大抵のピューマは怯むと言われている。

そして、決して背中を向けて逃げては行けないとも言われている。

背中を向けて走りだすと襲われるらしい。確かに逃げたところで、かけっこしても勝てるとは思えない。

実際に私の周囲には、ピューマに襲われた人が居ない。だからそれが正しい対処方法なのかは知らない。

しかしながら、それに従うしかない。

 

この時、私はかなり冷静だった、全くパニックにならなかった。

冷静にピューマを分析していた。

「目の前のピューマの動きは捕食対象に対する動きでは無い、ジャガーなど通常の大型ネコ科哺乳類は臆病で、人間を見ると子供を連れている時以外は逃げるものだが、ピューマは他のネコ科哺乳類とは違い好奇心旺盛だ、きっとただ私に興味があるだけだろう。」

ここで私から攻撃するのも得策とは思えず、そしてサルと遭遇して威嚇された時の対処方法を思い出した。

サルが威嚇してきた時は、脅さず、相手の目を見ず、しかし相手の目の下あたりを見て警戒している意思は伝え、しかし攻撃のそぶりは見せず、後ずさりをして離れるのが正解だ。

サルとピューマに対する対処法が同じかどうかわからないが、ピューマが攻撃態勢をとっていない現状から、私から攻撃するよりも、サルの対処方法をとた。

決して背中を見せず、走る事も無く、転ばないようにユックリと後ずさりした。

冷静な対応をしながら後ずさりしているのだが、その冷静な頭の中で、もう1つの冷静な考えがあった。

「俺、食われて死んじゃうのかな?」

死ぬ時に人間は走馬灯のように過去を思い出すと言うが、私の場合は会いたい人の顔が頭に浮かんだだけであった。

私の予想通り、ピューマはそのうち居なくなった。

後から時計を見直すと、わずか15分くらいの出来事だったが、私には永遠に感じた。

このように文章にすると、なんて事が無い出来事だが、実際に遭遇すると怖いぞ〜。

大体、この世の中の果たして何パーセントの人が、大型猫科の動物に追われた経験があるだろうか?

さて、ピューマが消えた後に時計を見ると6時、ここから更なる問題が。

私は森に迷っていた。

 

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2011.7.8

貴重な経験−3

時計を見ると午後6時、まだ空は明るいが、これまでの経験から、あと15分で懐中電灯無しで歩くのが難しくなるくらい暗くなる事は解っている。

まずは持ち物チェックをした。

ポケットにはコンパス、携帯電話、ポインターが入っていた。

これでホッとしたと同時に、とても冷静になれた。

コンパスの重要性は説明しなくても良いだろう、携帯電話は電波が入らないが懐中電灯の代用となる。勿論、懐中電灯ほどの明るさは無いが、真っ暗な森の中で明かりがあるのと無いのでは全く違う。

グリーンポインターは仮に遭難した場合に、人の声が少しでも聞こえたら、そちらに向かってレーザーを向ければ、自分の居場所を伝える事が出来るなど何かと便利。本来の用途とは違うけどな。

理屈からすると、15分かけて歩いてきたのだから、15分歩けば元の場所に戻る事が出来るわけだ。

6時15分に、いつもの寝床チェックポイントまで戻る事が出来れば、あとは暗くたって携帯のライトを使えば道路までは戻る事が出来る。

装備も足元はシッカリ固めてあるし、履いているパンツは(下着の事では無いよ。)ヘビに噛まれても多少は大丈夫なくらい厚い。

そして手袋もしている、これが大きいのだ。

私が居る森は、アカシアの木が多く有り、アリが共存している。アカシアの木にいるアリに刺されると本当に痛くて腫れるので十分注意が必要なのだが、手袋があればトゲやアリでエライ目にあう事も、ある程度は回避できる。

とにかく急いで寝床ポイントまで戻る事にした。この際、アカシアに生息しているアリを注意する事はせずに、移動のスピードを重視する事にした。そのおかげで、私は腕や背中など何箇所もアリに噛まれて腫れた。

「15分間ほど後ずさりをして歩いたのだから、それほど遠い場所に来ているわけでは無い。北西の方向に急いで進めば戻れるはずだ、とりあえず暗くなるまでが勝負なので急ごう!」

来た道を戻れば良いのだが、ピューマに追われていた私は、どこを、どうやって歩いてきたのはサッパリ覚えていない、逃げるのに必死だった。

コンパスを手にして急ぎ足というか、半分走るくらいの勢いで歩いた。

5分歩いた時に、山というか丘にぶつかった。

はて?私は後ずさりをしていたが、藪の中を通った記憶はあっても、山や丘を越えた記憶は無い、つまり今居る場所を私は過去に通っていない。

もう一度コンパスを見て気がついた。

コンパスは万が一と言うことでディレクターより預かっていた物で、自分の物では無い。

ディレクターより借りていたコンパスは、北を指しているようで実は南をさしているような、そんな造りであった。全く気がつかなかった。

つまり私は北西に進んでいるつもりで、南東へ、つまり反対方向へ進んでいたのだ、それも走るようなスピードで。

大きなミスだ。

この時は、アドレナリンが体中に出るのが感じるくらいに焦った。

とりあえず来た道を急いで戻った、歩きながら自分に落ち着け、落ち着けと言い聞かせていた。

元の場所に戻る、時計を見ると6時10分。

既に周囲は薄暗くなっている。コンパスの見方を間違えた為に10分ロスしたのだ。

この10分は大きい、日没まで5分しかない。

5分で寝床ポイントまで戻るのは不可能だろう。

野宿の可能性も考えだした。

 

 

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2011.7.9

貴重な経験−4

コンパスを手にしながら、今度は間違いなく北西に向かって歩いた。

歩きながら色々考えた。

「日没まで5分、それ以後は暗くなる、ピューマに追われたのは15分のみ、しかも後ろ向きで歩いたので、距離は進んでいないはず。後ろ向きで歩いた速度の3倍のスピードで進めば、5分で戻れるはず。」

アリやハチなどに刺されるリスクは無視して、とにかく距離を稼ぐ事にした。

焦りや不安はゼロ。つまり遭難して救助チームが来ても仕方ないなという諦めというか、開き直りがあったからだ。

ちなみに先ほど私が焦っていたのは、遭難の事では無い。

道路には撮影スタッフ3人がいるので、私が戻らなければ異変に気づき、国立公園に連絡を取り、レンジャー達がチームを結成して救出に来るだろう。

そして、それほど森の深いところで迷っているわけでは無い。道路から寝床まで徒歩5分、そして寝床から現在私が居る場所まで、ユックリ歩いて15分。それほど森の深い位置に居るわけでは無く、空が明るければ簡単に戻れる位置である。

数時間は要するかもしれないが、そのうち救出される。

少し気になるのは、先ほど私を追っかけていたピューマの存在だが、これもよくよく冷静に考えれば全く恐れるに足らぬのだ。

最初の私がピューマを見た時の感想は、

「うわ!すげー!ピューマだ!くそ〜、どうしてこういう時に限ってビデオカメラを持っていないんだよ!しかしあのピューマ、コルコバードはシレーナで見たのと比べると、なんだか小さいなぁ〜、まだ若い個体なんだろうな?」

小さいといっても体長は80cmくらいは、大きなネコくらいに考えてもらいたい。私に寄ってきたのも若い個体だから、人間に興味があったのだろう。

冷静に考えると、そんな風に分析できる。

つまり私は、ピューマが向かってきた時、冷静なようで冷静では無かったのだろうと思われる。

そういう事で先ほどのピューマが再度襲ってくるという心配は、ゼロでは無いがあまりしていなかった。

しかし暗闇の中からネコ足で襲ってこられたら、対処は出来無い。

また会いたい人の顔が浮かんだ。

まあ、つまり遭難自体は正直どうでも良いのだ、死ぬ確率は非常に低い。

私が焦っていたのは、気になっていたのは、私が遭難した事を国立公園に知られる事である。

今後の撮影に支障が出てくる可能性が出てくるからだ。

 

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2011.7.10

貴重な経験−5

どうして今後の撮影に支障が出るのか?

事故を起こす事により、今後の行動が制限される可能性が出てくる。

午後5時以降の森への侵入とか、1人で森に入るのは禁止とか、そういう事である。

撮影に支障が出るのを避けたかったのだが、この時点では、もうなるようにしかならないので開き直った。

暗くなってきたので時計を見ると6時15分、腕時計を見るのに懐中電灯代わりの携帯電話が必要なくらい暗い。

ここから、コンパスと携帯電話を懐中電灯代わりに、一歩一歩ユックリ歩く、この時点で回避するのはケガをしない事。

そして5分後の6時20分、安心する材料が見つかった。

他の研究者達が森においている、箱みたいなものが見つかったのだ。これはある程度の間隔で置いてあり番号もふってある。

それらは平坦な場所に設置されているものであり、谷や崖などには無い。

その箱をたどって歩けば元の場所に戻れるし、落下して怪我をするリスクを大きく回避できる。

そして箱が出てきたという事は、ゴールは直ぐ近く。

つまり私は、時間は掛かるかもしれないが、元の場所に戻れるヒントを掴んだのだ。

この時間であれば、まだ道路で待っている3人のスタッフが国立公園へ連絡しているとも思えず、きっと道路のところで待っているだろう。(実際、その通りだった。)

国立公園スタッフにも知られる事が無く、無事に戻る事が出来る安堵感があった。

懐中電灯で、研究者達が設置した箱を探しながらユックリと歩いていると、

「ほう!」

という声が聞こえた、それは昼間に我々が森の中で、お互いの場所を確認する時に使っていた合図、つまり仲間がいるわけだ。

私も「ほう!」と答えると、さらに「ほう!」との回答があった。

この時は正直ホッとした、時計を見ると6時25分であった。

「ほう!」と言っていたのはカメラマンのGさんであった。

「暗くなる前に出てきてって言いましたよね!」

相当怒っていたが、こっちもピューマに追われてね〜。

まあ、想定外の事故っす。

国立公園のベースに戻ると、他のスタッフが心配している様子も無く、

「遅かったですね〜。」

と答えていたが、私の顔を見て何かあったのか気がついた様子。

自分でも気がついていなかったのだが、明かりの下で見ると、私は目の下をザックり切っており流血していたのだ。

ザックリ切ったと言っても、試合後のボクサーみたいな感じで、病院に行って縫うまでの必要は無いが、血がダラダラ出ている感じ。

とりあえず止血して、メシ食って寝た。なかなか止血が出来ず、テッシュが真っ赤になった。

 

翌日、鏡を見ると酷い顔だった。目の下は喧嘩後のように青くなっており、傷も痛々しい。

そして現在、左目の下の青い痣は消えたが傷は残っている。

この傷、ちゃんと消えるのかな〜。この傷があると人相が悪くなるんだよな〜。触ると微妙に痛いし。

おしまい。

 

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2011.7.11

待っていた3人の様子−1

撮影に同行していた女性スタッフのKさんより、今回の日記について感想を言われた。

「これまでは加瀬さんの日記を毎度毎度、クスっと笑いながら読んでいますが、今回はその場に居た事もあり全く笑えない。」

私を待っている時の様子を聞くと、それはそれはユカイなドラマが展開されていたようだ。

女性スタッフKさんからの証言を、そのまま掲載する。

私の帰りを待っていたのは、カメラマンのGさん、Kさん、小吉(仮名・21歳)の3人。

最初はシモネタ・トークで盛り上がっていたらしい。

私がピューマに追われている時にシモネタか・・・・。
まっ、私の状況を知らないのだから仕方ないけど。

小吉:「おなかすいた〜、眠い〜。」

小吉が腹減ったと言い出したので、GさんとKさんが、今何時?と時計を見て

あれ?加瀬さん、ちょっと遅くない?

となった。

Gさんは

G :「加瀬さんは仕事熱心だから、明日の為に色々リサーチしてるよ。」

その頃は、まだ空は明るかった。

小:「加瀬さんが森に迷うわけは無いですよね〜。」

そして間髪入れず、

小:「騎乗位〜、騎乗位〜。」(←スペイン語)。

覚えたてのスペイン語を、アホのように復唱していたようだ。

小:「他にも、もっとスペイン語のシモネタ単語を覚えたいな〜。」

Kさんは心の中で

(この子は本当にノンキだな・・・・・。)

と思ったそうだ。

小僧がアホな事を言っている時、時計は5時45分を指していた、ちょうど私がピューマと遭遇した時間。

時計を見たGさんが、

G :「まだ真っ暗じゃないから、もう5分待とう。それまで戻って来なかったら対策を考えよう。」

すると小吉は

小:「加瀬さんなら森に慣れているから、そのうち1人で出てきますよ。」

心配するそぶりも無く、他人事のように話す小吉。

確かに私は森には慣れてるが、あいにくピューマには慣れていない。

ちょうどその頃、私はピューマから逃げていたのだ。

そして5分過ぎるも加瀬が戻る様子は無し、Gさんの表情が険しくなってきた。

小吉は心配するそぶりもみせず、立ったまま目をつぶり半分寝ていたようだ。しかも寝ながらシモネタを連発していたらしい。

その姿を見てKさんは心の中で

(この子は自己中心的なのかな・・・・・。)

と思ったそうだ。

そして小吉は、鍵が掛かっている自動車のドアをガチャガチャ開けようとしていたらしい。

小:「Kさん、自動車の鍵持ってますか?」

K :「ごめん加瀬さんに渡しちゃった。でもなんで?」

小:「鍵があれば車の中で座れたのに・・・・、疲れた疲れたー。」

GさんとKさんが心配している中、1人のんきな小吉にKさんは驚いた。

そして5分が過ぎた。

つづく

 

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2011.7.12

待っていた3人の様子−2

5分が過ぎた。

Gさんは大きな声で私の名前を叫びだした。

小吉は、Gさんが叫ぶと、それに対して復唱していたらしい。

G :「せにょ〜る かせ〜!」
小:「せにょ〜る かせ〜!」

G :「加瀬さ〜ん!」
小:「加瀬さ〜ん!」

こんな感じで、小吉が自ら率先して私の名を呼ぶ事は無かった。

 

そしてGさんは、ある事に気がついた。

G :「俺たちはバカだ、自動車が通った時に止めて、事情を説明してヒッチハイクをすれば良かった、ベースに戻って助けを呼べば良かった、俺たちも靴やスネークガードを履いて助けに行ける。今度自動車が止まったら、小ちゃんは乗ってベースに行ってくれ、そして助けを呼んで、スネークガードと靴、懐中電灯を持ってきてくれ。」

小:「は〜い、解りました〜。」

やる気の無い、気の抜けた返事にKさんは少しイラっとしたようだ。

そしてその後、自動車は1台も通らなかった。

 

Gさんが私に対して心配をしていたのは毒ヘビだ。

私が森の中で迷うわけもなく(実際は迷っていたけど)、きっとヘビに噛まれて動けなくなっていると予想した。

であれば、それほど森の奥へ行っているわけでないので発見は難しくない。そして早く救出しないと加瀬が危ないと考えたようだ。

Kさんの証言によると、私を心配していたのはGさんとKさんのみで、小吉は全く心配をするそぶりも無く、そういう状況にありながらも、シモネタというか、騎乗位をスペイン語で叫び続けながら、お腹がすいたと言い続けていたようだ。

そして、ついに真っ暗となり、自動車も通らず、国立公園のベースキャンプへ帰るもの難しくなった。そこでGさんが決断をした。

G :「加瀬さんを助けに行こう・・・・。」

軽装備で森の中へ、しかも夜に入るのはご法度。

森の深い場所で、加瀬が何処にいるか解らない状況であれば、国立公園ベースキャンプへ戻り、捜索チームを結成するのが正しい選択。

しかし今回は道路から5分だけ奥に入った場所で、しかも道なき道を行くのでは無く、歩きやすいトレイルがある。

過去に何度も行っている場所なので迷う心配も無い、毒ヘビに噛まれる確率は本当に僅か。

そういう場所で、仲間が毒ヘビに噛まれて倒れているとしたら、貴方ならどうします?

私がGさんと同じ立場だったら、同じ選択をしただろう。

自動車から数十メートル先の、森へのトレイル入り口まで移動した3人。

G :「Kさんはココに残って、誰が人が通ったら事情を説明して助けを呼んでね、じゃ、行くか!」

小:「行ってらっしゃいませ。」

深くお辞儀をしてGさんを見送ろうとする小吉。

G :「はぁ?」

K:(心の中で)「えっ?加瀬さんが倒れているのを想定して助けに行くんでしょう?話の流れから2人で行くんじゃないの?」

小ちゃんは、最初から森に入る気は無いようだ。

つづく

 

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2011.7.13

待っていた3人の様子−3

加瀬を助けに行く気がゼロの小ちゃん。

G :「小ちゃんも行くぞ!加瀬さんが倒れていたら一人じゃ運べない。」

確かに私は他人より体重が重い、それに森の中は1人より2人の方が何かと便利で安心というか、暗い森の軽装備にて1人で入るのは、たとえ距離が近くても駄目。

しかしながら小吉は、

小:「えっ、俺も行くんすか?もうシャワー浴びたし、お腹へっているし、つーかサンダルだし、雨ふってヌルヌルしてるし、ヘビで俺たちもヤラれるし〜。」

Gさんには強く逆らえない小吉、もし小吉がグループのリーダーだったら、きっと私は見捨てられていただろう。

G :「足元だけ気をつければ大丈夫、行くよ。」

小:「疲れたから先に帰ってご飯食べたいし、それに国立公園の人たちに助けを呼べばいいじゃないですか、僕たちが行くより、そういう人たちが行くんじゃないですか?」

森の中に入りたくないオーラで充満していたようだ。

Kさんは心の中で

(困った時に小吉君はあてにならない、きっと自分を優先して他を捨てる。)

と思ったようだ。

Kさんだけじゃなく、ここまで日記を読んだ殆どの人が、同じ感想だと思う。

 

小:「ツーか本当に、携帯のライトで行くんですか?受電切れないですか?」

Kさんの証言によると小吉は、本当に本当に本当に森の中に入りたくなかったようだ。

あまり私の救出には興味ないらしい、彼の性格が覗えるな〜(笑)。

それを証拠に、森に入る寸前に何か動物の声が聞こえた時、

小:「あれ?今の加瀬さんじゃないっすか?森に入らず、もう少し待ちましょう!」

あまり動物に詳しくないKさんですら、それが加瀬では無く他の動物と言うことが解ったらしい、それほど小ちゃんは森の中に入りたくないんだなと思ったようだ。

G :「あれは違うよ、行くよ小ちゃん!」

小:「加瀬さんなら森に慣れているから、きっと大丈夫ですって。」

G :「加瀬さんが迷う心配はしてない、これだけ遅いのだから、きっとヘビに噛まれて動けないんだよ。早く助けなきゃ!時間との勝負なんだよ。」

小:「はぁ〜、じゃあ気合入れて行きますか・・・・、Kさん!行ってきます!」

Kさんいわく、最後まで小吉はオチャラけていた。

そして森に入った10分後、皆が無事に出てきた。

3人が無事に戻ってきた姿を見て、Kさんは本当にホッとした言っている。真っ暗な道路で待っていた時、本当に不安だったらしい。

そんなKさんだから、今回の日記は全く笑えないと言っている。

笑えるのは、小吉の薄情とバカさかげんのみらしい。

つづく。

 

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2011.7.14

待っていた3人の様子−4

軽装備で暗い森へ入ったGさんは、いつもの寝床より奥には行かなかった。それ以上奥に入ると迷う可能性が出てくる、ムリに探しても二重遭難になるだけの事。

二重遭難にならない程度の場所で、私を読んでくれたのは、あの状況ではもっとも正しい選択だと思う。そのおかげで私の生還は5−10分程度は短くなった。

そして薄情に思われる小吉だが、彼の言っている事は全部が間違いでは無い。

もし私が、森の何処に居るのか全く予想できない状態であれば、国立公園のベースに戻り、助けを呼ぶのが正解。救出部隊は小吉のような素人では無く、森になれたレンジャー達が来るのが正しい。

小吉は腹が減った、腹が減ったと言っていたようだが、空腹の状態で遭難をしたら体力を失うのも早く、そういう状態で森の中に入るのは危険。

そして小吉の言っていた通り、結果から言うと私は1人でも戻る事が出来た。

でも私が倒れていると思われる場所は道路から僅か5分で、しかもトレイルがあるから迷うのも難しい。

小吉は毒ヘビを恐れていたが、その可能性は極めて低い。しかしゼロでは無い。限りなくゼロ%に近いけど、ゼロでは無い。

そういう状況で、どのような行動・判断をするのかは、その人の性格によるところが多い。

Kさんには、小吉の言動は全部が間違いとは言えないよと、と伝えると、

K:「間違いじゃなかったかもしれないけど、小ちゃんは冷静に判断していたのでは無く、ただ自分が森に入りたくないから、それだけで言ってました、それは間違いないです。」

困難な状況に陥った時ほど、その人の本質が解る事を、学んだKさんでした。

この文章は小吉も確認済みで、アップの前に彼に読ませた。

Kさんの証言だけを元に書くのは一方的だと思ったからだ。

小吉は大笑いしながら読んでいた。

加瀬:「本当に、そんなだった?」

小吉:「まあ〜、そんな感じでしたね〜。」

加瀬:「本当に心配しなかった?」

小吉:「正直言ってあんまり・・・・、加瀬さんなら大丈夫かと。」

加瀬:「真っ暗になって戻ってこなくてもか?」

小吉:「最後の頃は少し心配しましたけど・・・・・。」

加瀬:「それよりも、森に入るのが嫌だった?」

小吉:「まあ、ハッキリ言ってそうですねぇ〜。」

との事でした、とても正直な子だ。

上記の会話をしている場所にKさんも居たが、自分の薄情さを読みながら、おもしろい、おもしろいと笑っていられる小吉君に対して、

(この子、どんな大人になるんだろう?)

そう思ったよう様子、私も同感。

しかし、そういう大人が身近にいたのた!

 

まだ続く。

 

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2011.7.16

身近にいた

多くの皆さんが

「本当に、小吉みたいな人っている?」

と思ったかもしれません、私もそう思いました。

しかしながら、小吉と同じ性質を持った生き物は近くにいたのだ!

それは高校からの友人であるウマちゃんだ。

 

ウマにとって、今回の日記は全く面白くないと言う。

私の森での行動が当たり前すぎて面白くない、ピューマと戦って噛まれるくらい欲しかったらしい。

とても友達思いである。

そして小吉の行動も、全く笑えないらしい。

全く笑えないと思った人は他にもいるが、それは小吉の薄情さを笑えないという意見だ。

しかしウマが笑えない理由は、それとも大きく違う。

なぜ小吉の言動が笑えないのか?

それはウマにとって、小吉の行動が当たり前だからである。

ウマ:「小吉の行動は当然だよ、0.1%でもヘビの心配があったら嫌。」

ウマ:「なんで俺よりデカイ人を助けなけりゃいけないの?」

ウマ:「倒れている人に、頑張ってって言うしかないんじゃない?」

素敵な回答だ。

そこで私は、

「もしウマがそのような立場だったらどう思う?」

と聞いてみた、小学生の時に、相手の立場になって考えようと道徳の時間に学んだものである。

つまりヘビに噛まれて動けない、そして他の3人は、そこから5分の場所にいる、暗くなっても迎えに来ないという状況だったら、君はどう思うと聞いてみたのだ。

ウマ:「自分が同じ立場だったら? なんで迎えに来ないんだと怒るよ。」

素敵な回答だ、地球は自分を中心に回っていると思っているタイプ。

 

加瀬:「わずか5分の場所だよ?本当に助けに行かないのか?」

ウマ:「俺は行かない、他の人に行かせる。」

ウマ:「嫌なものや嫌。俺、言ってること間違っている?」

友達付き合い、ちょっと考えようかな?と思った加瀬でした。

それをウマに伝えると。

ウマ:「人間を信用しちゃ駄目だよ、外に出たら敵だらけと思わなくちゃな。」

小ちゃん、こういう大人になるのかなー。

本当におしまい、長い事お付き合い頂きまして、ありがとうございました。

 

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2011.7.17

日本優勝

続き物を書いているけど、今日は特別な日なので、1つ書かせてください。

今日は女子ワールドカップの決勝について。

見ていてハラハラしたねー。

後半30分にリードされて、それを同点にして、延長戦前半にリードされ、延長後半11分に同点に追いつき、PK戦で優勝。

サッカー漫画みたいな展開だったなー。

優勝した時、少しポロっと涙が出た中年男性は多いはず。

ポロっときた理由はね、代表選手たちの殆どが金銭的に優遇されておらず、バイトとかで生活を繋ぎながら、好きなサッカーをコツコツ続けていたんだよなーとか、そういう事を思ったから。

澤穂希選手のコメントを紹介。

「昼間に練習できるだけで恵まれている。代表でも多くの選手が昼間はレジ打ちなどのバイトをして生計を立て、夜に練習しています。私は神戸に所属しているのでサッカーに専念できていますが、昔のチームでは昼に練習なんてできませんでした。」

こういう状況で練習して、世界大会に出て優勝。

泣ける。

日本女子代表、少しでも待遇が良くなると良いですな。

 

試合を見ていて気になったのがカメラワーク。

試合を通じて、どうもアメリカよりのカメラワークに感じられた。

試合が終わり日本が優勝した後も、喜ぶ日本よりもアメリカにカメラを向けていた気がする。

特にゴールキーパーのホープ・ソロを中心にだ。

 

気持ちは解るけど露骨だったな〜。

気持ちは解るけど少しイラっとしたぜい。

気持ちは解るけど。

 

 

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2011.7.20

気になるニュース ビルが揺れるin韓国

今年7月6日の共同通信ニュースで、とても気になっていたのがあった。

 
問題見つからず退避解除へ 韓国、謎の揺れのビル

2011.7.6 21:53

ソウル市東部の広津区にある39階建ての複合商業ビルで原因不明の揺れが起きた問題で、同区は6日、緊急点検の結果、建物の構造などに安全に関わる特別な問題は見つからなかったとして、入居者に出していた強制退避命令を7日午前に原則解除することを明らかにした。聯合ニュースが伝えた。

 同ニュースによると、揺れのはっきりした原因は不明。同センターや映画館といった一部施設の立ち入りは引き続き規制される。

 同ビルで揺れが起きたのは5日で、中にいた数百人が避難する騒ぎとなり、事実上の閉鎖措置が取られた。(共同)

ソウル市東部にある39階建ての複合商業ビル「テクノマート」(ロイター)

立派な高層ビルです。

地震も無かった状況で、どうして高層ビルが揺れるのだろうと疑問だったのだが、その原因が解明された。

 
謎の揺れ、エアロビ原因か 韓国高層ビルで専門家

2011.7.20 14:28 

ソウル市東部の広津区にある39階建ての複合商業ビル「テクノマート」で原因不明の揺れが起きた問題で、安全検査をした専門家は19日、12階にあるフィットネスクラブでのエアロビクスが原因との暫定結果を明らかにした。韓国メディアが報じた。

 当初はビルの基礎部分の損傷や地盤変化などが原因として挙げられたが、調査の結果、エアロビクスによる振動の周期と、問題の揺れの周期が似ていたことが判明した。

 揺れが発生した当時は約20人がエアロビクスをしており、集団による振動が建物全体の共振現象を起こし、上層階で揺れを大きくさせた可能性があるとしている。

 揺れが起きたのは5日で、買い物客ら数百人が避難する騒ぎとなり、一時、閉鎖措置が取られた。(共同)

ぎゃはは!驚いた!

たかが20人がエアロビクスをして、それが原因でビル全体が揺れて、数百人が避難する騒ぎになる高層ビルって凄い!

いったい、どんなビルだよ???

でも、もしかしたら耐震性が高いのかもしれない、揺れるビルは大きな地震でも崩壊しないかも、なーんつって。

そんなビルには絶対行きたくないし、近くに寄りたくないなー。

さすが韓国の建築技術と思ったニュースでした。

 

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2011.7.22

気になっていたニュース モナリザ

今年4月28日の共同通信ニュースで、とても気になっていたのがあった。

 
モナリザ、謎の「素顔」に迫る 伊研究チームがモデルの遺骨発掘調査へ

2011.4.6 07:24 

イタリアの研究チームは5日、芸術家レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」について、モデルとされる女性の遺骨の発掘調査を27日に開始すると発表した。遺骨を特定できれば復顔作業も行い、謎に包まれた「素顔」に迫る。

 ANSA通信などによると、研究チームはモナリザのモデルとされるリザ・デル・ジョコンドの遺骨がイタリア中部フィレンツェの修道院跡の地下に埋葬されていると結論付けた。

 遺骨が見つかれば、別の教会に埋葬されている息子の遺骨とのDNA鑑定で身元を最終確認。本物のモデルかどうか判断するために生前の顔の再現を試み、絵画と比較する。チームを率いるシルバノ・ビンチェティ氏は「モナリザのモデルの素性について結論を得られるかもしれない」。モデルは、フィレンツェの裕福な商人の妻だったリザとする説が有力。しかし、別人や「実は男」などの異説も多く、長らく美術界の謎となってきた。(共同)

そして発掘が始まった2週間後に、モナリザと思われる女性の遺骨が見つかった。モナリザの子供の遺骨とDNA鑑定をしてモナリザと特定できたら復顔作業に入るらしい。

レオナルド・ダ・ビンチは同性愛者で、モナリザのモデルは弟子で愛人だったサライとか、あるいは女装したレオナルド・ダ・ビンチ本人とか、色々な説があったが、それがついに解明されるかもしれないのだ。

ドキドキしませんか?

私は楽しみっす。

その後のニュースが見つからない、ご存知の人がいらっしゃいましたら教えてください。

おしまい。

 

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2011.7.23

ダ・ビンチ・コード

私がモナリザの謎に興味があるのは、そういう謎めいた事が好きなのもあるが、昔読んだダ・ビンチ・コードの影響がある。

しかしながら私はダ・ビンチ・コードを、いまいち理解していない。

文庫本を読んだのだが上巻を読み終わり、次を読むのだが、どうも内容が理解できなかった。読みながら、

「あれ?こんな人、出てたっけ?」

全く上巻から繋がっていない気がする。

上巻最後の部分を再度読み直し、次を読むのだが、どうも続いていない気がする。

上巻を読み終わり下巻を読み、全く繋がっていないと思われたのだが、それは正しかった。

ダ・ビンチ・コードの文庫本は上巻、下巻の他に中巻があったようだ。

・・・・・・・・・・。

 

「こらぁ!BOOK ○FF ! 上巻と下巻を並べて売ってんじゃねーぞ!ちゃんと間に中巻を入れとけこらぁ!」

BOOK ○FFを攻める前に

「こらぁ!出版社!上・中・下なんて解りにくい事をしてんじゃねーよ!普通に1・2・3にすればいいだろうが!

うちにいるデンテ君いわく。

「中間が一番面白いんですよ。」

知らねーし。

どなたか、ダ・ビンチ・コード文庫本の中間をお持ちでしたら貸してくださいませ。

 

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2011.7.27

復讐−1

国立公園にて、ピューマに終われた事を書いた。

ドキドキしながら読んだというのは何通か来たが、私の勇敢で冷静な判断を褒め称えるメールは全く無く、それよりも多いのは小吉についてのコメントが多い。

その殆どが、小吉について否定的であった。

まあ、当たり前と言えば当たりまえ。

そして薄情な小吉について、寛大な心で居られる加瀬は凄いとのコメントも幾つかあった。

どうやら、私は心が広い人物と思われているようだが、それは間違いである。

私はやられた事は忘れず、表向きはニコニコしながら、いつかチャンスがあればシッカリ復讐をする陰険なタイプである。

そういうわけで、小僧(小吉)には人生の厳しさを教えてやるのが大人としての仕事であると考えた私は、密かに復讐のチャンスを狙っていたのだ。

私の小吉に対する復讐、嫌がらせを掲載したいと思う。

若い女性は、マジ引いてしまうので読まないほうが良いかもしれません、ここから先は自己判断、自己責任でお願いします。

 

小吉:「騎乗位〜、騎乗位〜。」(←スペイン語)

彼のお気に入りの単語らしく、暇があれば声に出している。

しかも意味無く、突然声を出す。

加瀬:「小吉、お前、欲求不満なのか?」

小吉:「騎乗位〜、騎乗位〜、とっても溜まっています。」

やはり若い彼にとって、禁欲生活を強いられる国立公園内の生活はツライのかもしれない。

これまで私は彼を面白おかしく書いており、きっと多くの皆様が薄情なエロ男と思っている事であろう。

確かにその面は否めない、その通りである。

しかし、良い面も沢山ある。

小吉を少しだけフォローしてみる。

私はここ数年ほど、彼ほど勉強をする学生と会ったことは無い。

暇さえあれば単語帳を開き勉強をしていた。

単語帳の1ページに、エロ単語を集めたページがあったのは事実だが、それの何十倍も勉強をしていたのも事実。

そして彼は新しい事に興味があり、可能であれば何事にも挑戦するという、好奇心旺盛な部分がある、いまどき珍しい若者なのだ。

どうして倒れている人を救出するという、普通に生活をしていたらナカナカ遭遇できない事に挑戦したがらなかったのかとか、そういう突っ込みは無しにしておこう。

とにかく、エロと薄情だけの男では無いのだ。

 

さて、そんな庄吉だが、ロケが終わりに近づいたある日のこと。

小吉:「エロしてぇ〜、セックスしてぇ〜。」

まあ、若いのだから仕方が無いと言えば仕方が無い。

小吉:「加瀬さん、ロケ終わったらエロい店に連れてって〜。」

私はサンホセにある、某有名な店(日本で言うところのソープランド)のホームページを見せた。

小吉:「いいっすねぇ〜。」

小吉の目が獣になった。

つづく。

 

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2011.7.28

復讐−2

小吉:「このページ、いいなぁ〜!うっひょう!」

大喜びの小吉であるが、そこにはエロい写真は1枚も無し。

ミニスカートの女性2名が、1人の男性を“普通に”マッサージしているような、一見エロい店かどうかも解らないような、そんなホームページであった。

加瀬:「小吉!まさかコンなページで“起っき”してねーだろうな?」

ガッポイ(チンコを掴む事)をかますと、小吉はバビルの塔になっていた(笑)。

加瀬:「はぁ?ぎゃははは!なんでコレで“起っき”するんだ?」

小吉:「いや・・・・、色々と想像が働いて・・・・・。」

小吉は背が低いのだが、小さな巨人であった。

巨人の感触が私の手に残り、気持ち悪かった。

こんな“起っき”の要素が1つも無いページで、“起っき”が出来る人っているんだな。

 

そしてロケが終わり、TV局の人たちは日本へ帰っていった。

我々は一般市民に戻ったのだった。

いよいよ小吉の楽しみな、エロい店へ行く時間が来たのであった。

ロケ中において、我々は某TV局のスタッフであるから、例えばエロい店に行き、そこで未成年なんぞが働いており、それを未成年と知らずに買ってセックスをして、それが何かの弾みで外に出てしまったものなら、新聞などのマスゴミに

「○○○、また不祥事、海外で未成年を買春。」

なんて記事にされてしまう可能性が十分考えられる。

ロケが終わり仕事が終わるまでは、不祥事の元になるような事は避ける必要がある。

我慢なのだ。

我慢と言っても、私のように聖人君子・品行方正の人間にとっては全く問題無いのだが、小吉のように性人クンニ・チンコ−ホウケイの人間にとっては、つらいつらい日々のようであった。

そんなロケが終了、色々な縛りから開放され一般人になった我々。

加瀬は事故も無く、無事にロケが終わった事に安堵。

小吉はエロも無く、禁欲なロケが終わった事に安堵。

仕事を頑張ってくれたお礼に、エロい店に行きたがっていた小吉の願いを叶えてやろう。

我々が滞在していた国立公園から近い街に、2件ほど売春婦が集まる店がある情報を入手、それを伝えると小吉大喜び。

天にも昇るような嬉しい表情をしたのであった。

我々2人は、エロい店に向かって自動車を走らせたのであった。

移動中の車内では

小吉:「騎乗位〜、騎乗位〜。」(←スペイン語、小吉お気に入りの単語)

相変わらずアホな言動を繰り返す小吉がいた。

ふっふっふ、このたわけが・・・・・。

これが俺の復讐とも知らずに・・・・・・・。

 

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2011.7.29

復讐−3

我々が滞在していた周辺(といっても数十キロは離れているけど)には、小吉が求めるタイプの店が2つある情報を入手していた。

1つは若くて可愛い娘が揃っており、そこは商売繁盛で常に多くの男性客でごった返しているようだ。

もう1つは、“行けば解る店”との事だ。

前回の日記にも書いたが、小吉は新しい事や知らない事にチャレンジをしたい勇敢な部分も持っている。

知り合いが倒れているのを救出するよりも、1%以下のヘビに噛まれるリスクの方を選択するヘタレな部分もあるが、何事も経験と言って困難に立ち向かう部分もある。

実際のロケにおいて彼の貢献度は高かった、重い荷物を持ち、山の中をガツガツ歩く姿は頼もしかった。

大変なロケの中で、彼の明るいノー天気なキャラクターに救われた部分は大きい。

好奇心旺盛な、何事も色々経験したいと思う前向きな若者である。

それに協力してあげたい。

私は2つの店のうち、“行けば解る店”を選択した。

 

そんな行けば解る店に到着、小吉は嬉しそうだ。

私はこれまでの経験から、この中がどのような状態なのかは大体予想がつく。

そして店に入ると、私の予想は当たっていた。

 

どのような女性達がいたのか?

形容が難しいのだが、動物に例えるならジャマイカから来たゴリラ、半分腐りかけたジュゴン、食べすぎちゃったバク。

ジャマイカにはゴリラいないだろうとか、そういう突っ込みは無しね。

凍りつくような小吉の顔。

ぎゃはははは!

予想通りの展開だ。

とりあえずビールを飲む、私は運転があるのでコカコーラ・デブ用。

加瀬:「どうだ小吉、嬉しいか?」

小吉:「ここは・・・・、酷いっすね〜。」

加瀬:「いけそうか?」

小吉:「いやー、どうですかねー、ムリかも・・・・。」

さすがの小吉も弱腰である(笑)。

予想通りの展開だ。

一応、料金を聞いてみたが、それを聞いた時の私の感想は

「ぎゃはは!高すぎぃ〜。」

であった、サンホセの倍。

しかし料金は小吉には伝えない。

そして私は、一言放ったのであった。

 

加瀬:「じゃ、俺は帰るから。後は1人で頑張れよ。」

小吉:「えっ?」

小吉の顔が凍りついた(笑)。

予想通りの展開だ。

私の復讐が実行されるのである、作戦名は

「猛獣の檻にウサギを放り込む作戦」

である。

つづく。

 

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2011.7.30

復讐−4


復讐

加瀬:「頑張れよ、スペイン語が話せるんだから自分で帰れるだろ?」

小吉:「ちょっと待ってくださいよ。」

加瀬:「スペイン語の勉強も兼ねてな!頑張れ!」

小吉:「あっ、えっ、ちょっとまって・・・・。」

すがる小吉を横目に、すばやく店を出る私であった。

自動車へ乗り込んだとき、小吉が悲しそうな顔で追っかけてきた。

予想通りの展開だ。

さて、次はどんな意地悪な事を言ってやろうと考える(笑)。

まあ、少しだけイジって、それから若くて可愛い子が揃っている店に連れて行ってやる予定だけどな。

ここまでは予想通りの展開。

しかし小吉は、俺の予想を覆した。

小吉:「あのー、金、全然持っていないんで、いくらか都合して下さい。」

加瀬:「はぁ? あぁ・・・、おお・・・、解った。」

小吉:「じゃ、頑張ってきます!」

加瀬:「お・・・・、おお、頑張れな・・・・・。」

予想を超えた展開だった。

 

そして翌日。

加瀬:「小吉、昨日はどうだった?」

小吉:「いい経験になりました!」

加瀬:「お前・・・・・・、凄いな・・・・・。」

小吉:「最初にベットで・・・・。」

加瀬:「ああ・・・・。」

小吉:「3人の子供の写真を見せられた時は萎えましたけど。」

加瀬:「ぎゃははは!そりゃ凄いな!」

小吉:「まあ、でも、なんとかなるもんですね。」

加瀬:「ぎゃははは!お前、本当に凄いな〜。」

小吉:「なんかねー、30分だったんですよ。」

加瀬:「ほう。」

小吉:「で、ヤッテる時、女が腕時計を2本指でパンパンって叩きました。」

加瀬:「は?」

小吉:「時間だよって意味です。」

加瀬:「ぎゃはははははは!俺なら萎えるな〜。で、どうなった?」

小吉:「速攻で終わらせました!」

復讐のつもりでしたが、ご褒美になってしまったのでした。

加瀬:「お前は本当に凄いな。で、感想は?」

小吉:「いい経験になりましたけど、もう2回目は遠慮したいです!」

一応、罰ゲームにはなったようです。

 

今回の日記をアップするにあたり、小吉へ先に読ませた。
私の日記は、読んだ人にクスっと笑って欲しい程度の文章であり、命を懸けたり敵を作る可能性があるジャーナリストでは無い。

読ませた上で本人が嫌だと言えば文章を変更したり削除したり、誰だか特定できないように書いている。

中にはOKを出しておきながら、後から文句を言い出すバカも過去に約1名だけいたけど、普通の感覚の人であればOK。

で、今回の日記については小吉から

小吉:「ブログの文章に関しては、面白いからアップしていいですよ(笑)」

とのコメントをe-mailで頂いておりますのでアップしました。

小吉と仮名で書いたが、解る人が読めば誰だか直ぐに特定できるのだ。

やはり小吉って凄いなと思った。

おしまい。

 

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