2012年3月

2012.3.3

約4ヶ月ぶりの更新。

本当に久しぶりです。

昨年、私の人生において、最も辛く悲しい出来事がありました。まだそれについて書く気にはなりませんし、多分書かないと思います。

また、とても忙しかった事も理由の1つです。

昨年10月頃から今年2月半ばまでギッシリと仕事が入っており、それこそ週休ならぬ月休2日というスケジュールでした。

仕事をしている時が、唯一、嫌な事を思い出さない時間だったのでありがたかったのですが、それでも月休2日が数ヶ月も続くと、アラフォーの私には肉体的にも精神的にも疲労が重く重く蓄積され、これはそろそろ、ちゃんと休みを取らんとイカンなーと思っていた矢先に日本行きが決定。

2月に日本へ数日間ほど戻り、本当に久しぶりの休暇が得られた。日本滞在については後日書きます。

さて、日記を再度更新するのには理由があります。

過ぎた事に対して後ろ向きな後悔をしてクヨクヨしていても、全く先に進めないし、精神的に不健康。

そして多くの人に、日記を楽しみにしてるとのe-mailを頂きまして、その期待に答えたいなと思ったわけです。

いきなり全開で書けないと思いますが、ぼちぼちと書いていきます。

今後ともよろしくお願いします。

 

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2012.3.4

海外旅行損失保険 その1

海外旅行損失保険について書きます。

いざ、何か起こった時に大変ありがたいのが保険。

海外旅行損失保険は色々な会社があり、どこの会社も多少の差があれど、内容やサービスは殆ど同じように見えます。

私も旅行業を始める前は、どこの保険会社も同じと考えていましたが、現在、会社によって異なる事を感じています。

保険会社のシステムは、

○○保険(日本の保険会社)

○○海外損失保険(海外に強い保険会社)

アシスタント会社(主にアメリカにある会社)

このように分かれており、実際に海外で事故に遭遇した場合、救急車、病院、通訳の手配などをするのは、アシスタント会社となります。

このアシスタント会社の出来によって、大きく現地での対応が変わります。

よって重要な事は、渡航先に強いコネや人材を所持しているアシスタント会社と契約をしている保険会社を選択する事となります。

現地コスタリカにて、実際に動ける人材を所持していないアシスタント会社が担当した場合、どのようになるのかを、最近の実例を説明します。

 

ある日の午後に私の携帯が鳴る、大使館の領事から。

電話に出ると、私が経営する旅行会社のお客様の1人が事故に遭遇した様子。

モンテベルデというサンホセから離れた場所で事故に遭遇し、強く頭を打ったようで、地元の医者が言うには可能な限り早くドクター・ヘリでサンホセの病院に搬送した方が良いとの事だが、保険会社が決断を出せないのか、保険会社と連絡がつかないのか解らないが、まだ飛ばないらしい。

加瀬:「ヘリ、飛ばしちゃってください。金は私が責任を持ちます。」

モンテベルデからサンホセへのドクター・ヘリなんぞ5000ドル程度、以前に見積もりを取ったことがあるから知っている。命が最優先。

客が病院に搬送される、保険会社が医療通訳を派遣していると思っていたが全くなし。

実は、これには理由がある。

連絡したアメリカにあるアシスタント会社は、コスタリカの起点となる店舗や人材を所有しておらず、隣国のスペイン語圏内の会社へ下請けというか丸投げというか、業務を一任していた。

某国の会社には日本人が存在しておらず、ラテン人特有の適当な対応をしていたわけであり、アメリカにある日本人が所属するアシスタント会社が適当だったわけでは無い。

しかしながら、そのような某国の適当な会社を利用しているという点において、アメリカのアシスタント会社の不手際と言えるのではないだろうか?

実際、今回はモンテベルデから最初に連絡が入ったのが在コスタリカ日本国大使館であり、大使館員の初動が素晴らしかったので、患者は無事に病院へ搬送されたわけだ。

さらに言うと、初日に病院へ駆けつけたのは在コスタリカ日本大使館員3名と私、私の経営する旅行会社のスタッフの合計5名であり、保険会社の人間は来なかった。

まあ、コスタリカにいなけりゃ来られなくて当たり前と思うかもしれないが、時間は十分にあったのだから

アメリカのアシスタント会社→某国の会社→コスタリカの人材

このように連絡を行い、素早く病院へ人間を送る事は出来たはず。

 

さて、病院に搬送されCTなど多種テストの結果、体数箇所の打撲、ホオ骨の骨折、脳内に小さな出血が見られるが、入院をしながら様子をみて、とりあえず手術は行わずに数日間経過を見ることとなった。

この時点で夜中の11時、後は金の事なのでアシスタント会社に任せて、我々は帰宅しようとなったその時、病院からデポジットを5000ドル払ってくれと言われる。

アメリカのアシスタント会社と数時間前に話をした時、某メキシコ語圏内にあるアシスタント会社が対応すると言っていたが、結果から言うと、何にもしていなかった。

そしてアメリカのアシスタント会社は、病院に駆けつけてくれた日本大使館員に

「どなたか、医療通訳できる人を紹介して頂けないでしょうか?」

などと尋ねる始末、そんな人材は前もって用意するべきである。

と、これが初日。

ドタバタでしょ?

ハッキリ言って初日、保険会社は何もしていない。在コスタリカ日本大使館員へオンブにダッコの状態でした。

つづく。

 

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2012.3.5

海外旅行損失保険 その2

保険会社からの正式な依頼があったので、2日目からは私たちが入院中における医者との会話、各種テスト、リハビリなどの医療通訳を担当する。

経過は良好で、数日経過を見た結果、とりあえず手術はせずに、日本へ帰国する事となった。

ただし幾つか問題はある。

患者は高血圧の傾向があり、数種類の薬を飲む事が日本の医者より指示されていたが、いくつかの薬を飲むと血管が広がり、脳内で再度出血する可能性が考えられる。

よって薬を使わずに血圧を上げない事がある。

薬を使わずに血圧を上げない、最も効果的な方法はストレスを感じない事であり、担当医が言うには帰国に関して、2つ必要な事をあげた。

1つは同行者(通訳)を付ける事。患者は語学を得意としておらず、英語圏へ行く事にストレスを感じるので、それを避けたい。そして患者自身が重い荷物を持つ事は避けたいので、同行者が全ての荷物を持つこと。

もう1つはユッタリできる席で帰らせる事。
具体的に書くと、狭くて乗り継ぎの多いエコノミークラスでは無く、ファーストとまでは言わないが、せめてビジネスクラスで帰らせるのが良いらしい。

それを患者さんに尋ねると、英語およびスペイン語が話せない事に対して、非常に臆病になっており、誰か付き添いがいれば大変助かる、そして広い席はありがたいと言っていた。

ホオ骨を骨折している為に痛みで上手に話せない。そして、これも痛みが原因でゼリーやプリンのような流動食しか食べられない状態なので、フラフラするらしい。

実際、入院中はブドウ糖点滴で保っていたが、退院後はフラついていた。

エコノミー席では通路側にいると隣席の人がトイレに行く時、立ち上がる必要がある。つまり寝ていても起きなければならない。

窓側の席へ座れば、自分自身ががトイレへ行きたい時に、今度は隣席の人が寝ていても起きてもらう必要がある。

声をかけるのも、かけられるのも億劫。

また、狭くて足も伸ばせないような安静には程遠い状態で帰国するのは、体調が良いときであれば問題ないが、そうでない時は非常に辛い。

保険枠が1000万まであるのだから、保険の対象になるのであれば、ビジネスクラスを用意して欲しいと思うのは普通と言える。

実際に日本側からは、日本の親族がコスタリカへ迎えにいける枠を2人分確保したと連絡があった。

医学的な事は私には解らないので、担当医とアシスタント会社が所持する医療スタッフと話をしてもらった。

その結果、アシスタント会社から

「医療的見解からビジネスクラスは必要ない、今予約をしてあるエアーチケットで帰国をするように。」

との回答が送られてきた。

そのまま担当医に伝えると担当医が激怒、患者を診ていないのに何を言うかという感じ。

次に担当医は口頭では無く、正式にレターを書いて保険会社のアシスタント会社へ送れと言うので、レターを貰い、FAX送信した。

その正式な医者からのレターを見たあとのアシスタント会社からの返信は、

「医療的見解からビジネスクラスは必要ない、今予約をしてあるエアーチケットで帰国をするように。」

なるほどねー。

アシスタント会社は、実際に患者を見ている担当医の診断は信用しない方向らしい。

なるべくお金を出したくない気持ちが解らん事もないけど、なんだかなー。

私個人的には言いたい事は沢山あるが、所詮我々は通訳なので、感情を入れずに患者、医者、アシスタント会社の意思疎通の手伝いに徹する。

それが我々の仕事。

つづく。

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2012.3.7

海外旅行損失保険 その3

保険会社から送られてきた回答を、そのまま患者に伝えると、患者さんが残念そうに話す。

「私は○○保険と30年以上の付き合いで、生命保険を除く全ての保険は○○保険を利用している。こんな事になるのであれば、帰国後に担当者へ強くクレームを入れ、今までの付き合いを解消、つまり保険を解約する事も視野に入れます。」

ちなみに、生命保険は○○保険が所持していないので、他の会社を利用しているとの事。

患者の意向を、そのまま保険会社に伝えた、すると担当医と患者の要望は全て通った。

大人の事情を感じた瞬間。

仕事の関係上、日本の保険会社も損失保険会社も、アメリカにあるアシスタント会社の名前も公表はしないが、上記の事柄は全て事実。

と、そんな事がありました。

 

さて話を元に戻しますが、海外旅行損失保険の会社を選ぶのに、2つの事に重点を置くのが良いかと思います。

1.コスタリカに強いアシスタント会社を持つ保険会社。
2.日本で懇意にお付き合いをしている保険会社。

1が最も重要かと思いますが、一般のお客様が、どの会社が良いかを判断するのは難しいかと思います。

http://www.emergency.co.jp/
コスタリカにおいてと限定になりますが、上記のアシスタント会社を利用している保険会社が良い、つまり損保ジャパン、またはジェイアイ保険がお勧め。

上記URL、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社のホームページから保険に加入するのが良いかと思います。

上記ホームページから申し込む前に、懇意にしている保険会社がある場合、損保ジャパン、またはジェイアイ保険と提携しているかの確認をしてみてください。

提携しているとなった場合、何かコスタリカで医療サービスを受ける必要が発生した場合、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社は利用可能か確認をしてください。

と言うのも、損保ジャパンおよびジェイアイ保険は、いくつかのサポート会社を利用していますので、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社を利用できるのか確認をするのは重要なポイントです。

上記条件が揃うのであれば、懇意にしている保険会社を通じて申し込むのが良い選択、揃わないのであれば、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社のホームページから申し込むのが良いと思います。

1.コスタリカに強いアシスタント会社を持つ保険会社。
2.日本で懇意にお付き合いをしている保険会社。

2つの条件が揃うのがベストですが、もし揃わない場合は1を優先するのが良いと思います。

以上、3回に渡る長文となりましたが、皆様のお役に立つ情報となれば幸いです。

また、保険については私見でありますので、契約は各個人の判断でお願いします。何か不利益が発生した場合(発生するとは思えませんが)、私が責任を持つことはありません。全て各自の責任で判断してください。

 

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